社長ブログ⑯
朝晩がやっと寒さを感じる季節になりました。
私は冬でも半袖で過ごすくらい暑がりで寒さを感じ始めるこの時期が心地よくてたまりません。真冬には毛布をミノムシみたいに体に巻き付けてうつ伏せ状態で寝るのが、私の冬の楽しみ方です。
今日は少しだけ私の幼少期の体験話をします。
父が転勤族だったこともあり、私は15歳までに7回の転校を経験しました。
東京で2回、熊本、長崎、鹿児島で2回そして福岡と父の異動の度に母が泣いていたのを今でも覚えています。新しい生活が始まる度にしばらく家庭が暗くなっていましたが、そんな状況を私は割と平気で受け入れていました。仲良くなった友達との別れも気になりませんでしたし、むしろ広く浅いコミュニケーションをとることで心のダメージを最小限に抑える工夫をしていたと記憶しています。学校でも自宅でも必然的に多くの時間を一人で過ごしていたわけですが全く苦ではなかったです。むしろ一人遊びのほうが楽で有意義に生活できていました。だからこそ心の自立は早かったと思います。
そんな私が起業、独立できたのはその原体験の影響が関係しているかもしれませんが、実は51歳になった今でも友達はひとりもいません((笑))
賛否あると思いますが私は「友達はいらない派」です。
大事な家族がいて、大切な仲間がいて、頼りになる諸先輩達と苦楽を共にした後輩がいてくれるだけで人生は間違いなく充実するからです。