
社長ブログ㉒
先日、前職でお世話になった恩師の前でプレゼンをする機会があった。
現在は同じ業界だが違う企業の役員として在任されている。
前職では数多くの上司の下で働いてきたが、この方は私の中では別格であった。
全体管理職会議での立振る舞いだけでなく、混迷していた九州地区をわずか2年の在任で復活させレベルアップさせたマネジメント力など全てが衝撃だったことを覚えている。
尊敬は大前提だが、憧れの感情を今でも持っている。
当時は短い期間ではあったが多くを勝手に学ばせてもらい現在に至っている。
この方とは私が退職し、起業した後もご挨拶などでお会いする機会を10年ほど頂ける関係性であった。そして今回、Gラインが提供するサービスをプレゼンさせて頂く貴重な機会を与えて頂いた。弊社企業とは比較にならないほど大手であり、歴史もブランドもある企業であり、絶対に失敗するわけにはいかなかった。私は今までにないほど資料を作り込み、当日をイメージしながらプレゼンを脳内で何度も繰り返した。
ここ数年は講演の講師やラジオ、TVの取材などで話すことは慣れてはいたはずなのに
やはり当日はめちゃくちゃ緊張した。いざ目の前にすると心が高ぶり、準備していたフレーズ、ワードは半分も言えなかったが、「はい」と「申し訳ありません」しか言えなかった当時と比較すれば上出来だったはず・・・と自己評価するしかなかった。
しかし終了後に「ここまで話せるようになったんか、えらい成長したな、びっくりしたわ」「10年前の俺見たいな話し方やんけ」と最高の労いの言葉を頂いた。
帰りのタクシーの中で達成感がこみ上げる。
そして2日経過した今も尚、余韻に浸っている。
改めて、仕事をするうえで良いリーダーに出会うこと、そして出会うために努力し続けることが働き方の本質であり、人間関係は幸福度に大きく影響を与えているのではないかと感じている。
ただ老いるのではなく、自身も社員に対してそういった存在になれるよう、精進しなければならない。そう思いながら今日も筋トレにいってきます。