DR平均年齢33歳、運送未経験者が9割

ドライバー平均年齢33歳、従業員9割が運送未経験者の秘密

現在、ドライバー平均年齢が51歳を迎え運送業界の高齢化が課題となっています。私自身も昭和48年生まれであり今年で50歳を迎えましたから、深刻さを痛感しています。

しかしこの現象は業界全体が育成・教育を甘く後回しにしてきた結果だと感じています。売上・拡大を優先してきた業界でしたから当然の現象です。「求人を出しても応募が全然無いんだよねー」運送界隈では良く聞くセリフです。正直キャリア形成も難しい業種ですし、他業種に比べた場合、選ばれにくいです。

それでも私共Gラインはドライバー平均年齢33歳、しかも従業員の9割以上が運送未経験者で構成されています。

ではその秘密をお伝えします。

現場の戦力化を目的に採用活動と入社後の教育体制や評価制度を常に改善し従業員満足度を向上させて、コーポレートアイデンティティが確立できたからです。焦らず計画に沿って一つずつ丁寧に制度設計を行い現場改善に4年費やしました。勿論、今も継続してより良い環境を追い求めています。

私の改善指標は「正直者がバカをみない」そんな会社にしたかったからです。沢山の事を経験して現在は20代、30代が全従業員の8割を占め、未経験者&若年者中心の組織化が実現出来ました。本社営業責任者は未経験入社5年目の34歳、新しい兵庫営業所の所長は入社7年目の28歳と若手のリーダーも活躍してくれています。そういった次世代のリーダーが現場に活気と良い雰囲気を演出して、40歳以上のベテラン勢が彼らをバックアップする。だから社内の人間関係も、ものすごく良好なんです!

未来も描ける今の状況は会社に可能性を与えてくれただけでなく売上や利益にも大きく貢献してくれています。会社も情報発信に集中出来る環境となって、より満足度の高い採用活動が出来る様になりました。その一連の採用活動の成果こそが今のメンバー構成に繋がっています。今後は多くの社員達に経験と機会を数多く提供して共に成長していきながら、いずれGラインを託せる人財を輩出することが私の目標となっています。